2015.07.27
谷地馬糞(ヤチマグソ)と温泉と油…佐久ホテル 天然温泉
江戸時代の文献に岩村田の谷地馬糞の事が書かれています。
谷地(やち)とは古語で湿地のこと、馬糞(まぐそ)は馬の糞。
佐久市岩村田の東側の水田や湿地から谷地馬糞と言う土塊がでますが、
これは燃える土として知られていました。
また江戸時代には馬糞を乾燥させて燃料に使うこともあったので、
谷地馬糞は、谷地から出る馬糞のような燃える物と言う意味があるのでしょう。
さて谷地馬糞は、泥炭の一種で石炭や重油に変化する途中のもので、
その周辺の水はモール泉という濃い温泉になるらしいです。
佐久ホテルの温泉も昔、湿地だったという場所にあり、モール泉だといわれます。
そして油のようなものが浮く時があったり、
油臭がすることもありますので、
谷地馬糞との
関係があるのかもしれません。
■谷地馬糞(ヤチマグソ)と温泉と油…佐久ホテル 天然温泉
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