七だらけの岩村田 | 佐久ホテル

江戸時代には、岩村田の七か所の井戸 「七井戸」と七か所の石 「七石」が有名になりました。

また当時、岩村田「七沢」という言葉も流行しました。大昔、岩村田を開発した七軒の
家がすべて苗字に「沢」の字がついたからです。

その七沢の筆頭とされた篠沢家は、家紋が七星で、敷地内に七井戸と七蔵がありました。

七井戸は、酒造井戸、飲用井戸、温泉井戸、養鯉井戸などでした。

七蔵は、酒蔵、金蔵、米蔵、神蔵、宝蔵などでした。

現在篠沢家に残るのは、温泉井戸と神蔵だけです。※不明の井戸もあります。

なお今も「七沢」とか「七井戸、七蔵、七つ星」などという表現は残っています。

■七だらけの岩村田