佐久の禁忌（食事） 伝統の風習 | 佐久ホテル

食事や食べ物に関して佐久地方には多くの禁忌がありました。今では耳にしなくなったものが多いですがご紹介致します。


◎オイハン（夕食）を食べないと鬼が来る。◎身体を揺すって食べると貧乏神が来る。◎おこわの茶漬は婚礼で雨になる。◎水に湯をいれて飲むと不幸になる。
◎朝の梅干は縁起が良い。◎日暮の馬鹿っ茶＝不吉。◎天婦羅と氷は食べるな。◎ﾈｴﾂﾞｸｲ（炊立飯）は御供に。◎はっかと芋は一緒にたべない。
◎箸から箸へ物を渡すと骨拾いと同じだ。◎食べてすぐ寝ると角が生える。◎一杯飯はいけない。◎御飯に箸を立てると不吉。◎歩きながらたべると乞食になる。
◎しゃもじで食べるとｹｴｷﾉﾔﾝﾒになり満腹にならない。◎御飯を無駄にすると盲目になる。◎椀の縁を叩くと餓鬼が来る。◎杓文字をなめると坊主頭になる。
◎恵比須様の御供を子供が食べると淦ひげになる。◎一本箸で食べると一本橋で落ちる。◎片口で水を飲めば三口になる。◎魚の目を食べたらウオノメできる。
◎昼休は親が死んでもしろ。◎食後の湯は三里もどっても飲め。◎匙で飯を食べるとﾃﾝﾎﾞﾛ（手の障害）になる。◎柄杓で水を飲むと不吉。◎子供が茶を飲むと風が吹く。
◎一杯飯、一杯茶、一杓子は不吉。◎箸が折れると不幸が来る。◎朝の茶は厄ばらい。◎油と生ものを食べるな。◎天婦羅と茸を食べるな。◎どじょうと南瓜をたべるな。
◎天婦羅とツブ（たにし）は不吉。◎うなぎとコンニャクは食べない。◎梅干と乳を一緒に口にしない。◎蛸と柿は不吉。◎ヘビとネギは一緒に食べない。
◎とろろに茶を入れると中気になる。◎妊婦はイカをたべない。