小諸市氷区の皆様方ご来館


小諸市大久保の氷区の区長様はじめ、ご関係の6名の方が佐久ホテルにご来館下さいました。

氷区は、氷に関係の深い土地で今も古い風穴が残っています。

氷を保管したり、またその氷を提供してきた地域です。

佐久ホテルには数百年分の記録や献立が残っておりますが、氷を使用した江戸時代の料理の記録もありますのでご披露申し上げました。


それは江戸時代初期に小諸城主に提供した「水貝(みずかひ)」というものです。

これは生のアワビを薄切りにして氷水にさらし、キュウリ、ミョウガ、しそなどを薬味を浮かべたものです。

お客様には、この氷水ごと
お出しします。

お客様は、アワビや薬味をすくってポン酢などで召し上がるというものです。

今でも「水貝」は夏の季語になっております。それから、当館では明治中期まで、
生の海産物を海から人力で搬入していました。

道中では、氷室や風穴などの氷を補充してきたそうです。

氷区の氷が実際に使用されたかどうか不明ですが、今後研究してみたいと
思います。



氷区の皆様ありがとうございました。290216
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