篠澤用水が笹沢用水になってしまった | 佐久ホテル

小学校３年の時に、学校から「わたしたちの佐久市３学年」という冊子が配られ、この資料を使用しての社会科などの授業が行われました。この資料を家に持ち帰ったところ、叔父が
パラパラと中身を読んでおりましたが、急に激怒して、市の教育委員会に電話をして怒鳴っていました。なんでも篠澤用水の表記が笹沢用水になっているとのことでした。叔父は、
我が篠澤家の先祖が開発した篠澤用水が勝手に笹沢の文字に変更されたと大きな声を発しておりました。その資料はわたしたちの佐久市３学年の３５頁ですので、写真添付致します。
なお、戦前の資料をみると確かに篠澤用水の表記になっていますが、ＧＨＱが「用水名称は開発者の苗字は基本的に使用しない」という通達を出したことに原因があるとのことです。
「わたしたちの佐久市３学年 昭和４８年４月１日 佐久市学事職委員会発行 佐久市社会科研究委員会編集 野沢中島印刷所印刷全４９頁」
■篠澤用水が笹沢用水になってしまった