『文豪が愛した暮らし』(書籍)に佐久ホテル | 佐久鯉元祖/佐久ホテル/天然温泉

1428年・室町時代創業の信州一の老舗旅館。お食事だけのお客様も大歓迎。全室個室でのんびりゆったり名物の鯉料理に舌鼓

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『文豪が愛した暮らし』(書籍)に佐久ホテル



佐久ホテルの歴史は古く現在と同じ場所に創業されたのは正長元年1428のこと。かつては戦国大名や高僧が、近代では皇室関係者や時の首相なども泊まった伝統と歴史を持つ宿である。

この宿 は多くの文豪、詩人に愛されたことでも知られており島崎藤村、柳田国男、北原白秋、若山牧水、種田山頭火などが利用している。そんな文士御用達の宿に佐藤春夫が訪れ
たのは、

昭和17年1942のこと。第二次世界大戦の戦火を逃れての疎開であった。このころすでに人気作家の地域にあった佐藤を、宿の主人はあつくもてなした。佐藤のために専用の部屋
を建設したのである。

疎開先の佐久の地で、佐藤は創作活動にいそしんだ。「根腰山すそ萩尾花秋は浅間の煙さえ金雲となりゆっさりと上つ毛の空流れゆく」佐久市横根の諏訪神社より
北東。御代田方面へ向かう道の脇には塚のある場所があり、

佐藤はここから秋の浅間山を眺めながらこの歌を詠んだという。佐久ホテルには今も佐藤春夫の歌額が飾られている。この
地の風景を、自然を、そして人を愛したのであろう。佐藤は戦争終結直後も昭和28年1953まで、佐久の地にとどまり続けた。疎開で訪れた佐久に魅了される佐藤春夫。

「佐久・文豪が愛した場所・佐藤春夫」
◎明治18年に建築、昭和60年に解体された休館に は、明治天皇の専用室もあった『佐久ホテル』。佐藤以外にも多くの文人が訪れており、『牧水』 という客室名は若山牧水が宿泊したことにちなむ。 宿には現在も佐藤が逗留中に詠んだ歌がの残る。

宿名:天然温泉佐久ホテル 所在地:長野県佐久市岩村田中山道今宿553番地 電話番号0267-67-3003。



佐藤春夫【愛用品】モンブランの万年筆 【好 物】サンマ明治25年(1892)4月9日生?昭和39年(1964)5月6日没 代表作:『田園の憂鬱』『お絹とその兄弟』

佐藤春夫さとう・はるお 和歌山県生まれ。少年期に与謝野鉄寛と出会い、師とあおぐ。

大正 4(1915)年、二科展に入賞。『スバル』『三田文学』に詩、評論な どを発表し、注目を浴びる。昭和35(1960)年に文化勲章を受章。

089-107_bungo.indd   102-103 20170527 -出版物-文豪と暮らし~彼らが愛した物・食・場所~編者:開発社 歴史に名を残した文豪たちが愛してやまなかったものたち。

そこに目を向けると、彼らの素顔やライフスタイルが見えてくる。“文豪”といわれる作家たちが再び注目され、人気を博している。明治・大正・昭和に活躍した文豪たちを語る上で欠かせない文具などの愛用品や執筆の友である煙草や酒、こだわりの宿などをクローズアップ.書籍情報/判型A5判並製 頁数128ページISBN978-4-88144-232-6


■『文豪が愛した暮らし』(書籍)に佐久ホテル


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