小諸城址懐古園紅葉情報(2015年11月4日) | 小諸城址 懐古園(かいこえん)

春の桜、秋の紅葉、動物園、遊園地、様々な記念館を有した城址公園

小諸城址 懐古園(かいこえん)

2015.11.04

小諸城址懐古園紅葉情報(2015年11月4日)

樹木の生い茂る山野の森の壁は濡れた梢(こずえ)に小鳥を住まわせ、黒門橋の架かる両脇に、緑と紅色の入り混じった「もみじ谷」を作っています。

紅葉の樹木は現在満開の宴ですが、もみじヶ丘ともみじ谷の色づきだけは少し遅く、まだ一部に草木の青みが残っており、全体が真っ赤に染まるまでにはあと数日かかりそうです。

先日の土・日曜日は多くの方々にご来園いただき、職員一同たいへんうれしく思っております。

 

紅葉もいよいよ中盤を過ぎ、大空の下で、あかね色に輝いたくれないの葉っぱが笑顔の舞を踊っています。

真っ赤な葉っぱは、秋の夜長に夜空を駆け巡る流れ星のようです。

がらんと広い馬場の桜並木では、小諸八重紅枝垂れ桜が葉っぱを中空に舞わせて、小春日和に鳴く鶯(うぐいす)のように、「秋のうた」を歌っています。

春に桜の開花宣言をする際に基準となる馬場の「観測木」(下記の写真を参照)のソメイヨシノも、みぞれまじりの雪のように、さらさらと葉のこする音を立てながら、木の下のベンチに座る家族の背中を温かいまなざしでそっと見守っています。

春にばかり注目される桜ですが、桜だってちゃんと紅葉するのですよ。

桜の観測木だって、春を告げるためだけにあるわけではないのですね。

 

下の写真にもあるように、桜の紅葉の葉っぱを近くでよく見てみると、たき火がパチパチと音を立てて舞い上がるときに噴き出す火の粉のような格好をしています。

それは、小さな線香花火のようにも見えます。

うれしいことがあって懐古園に来た人もいるでしょう。

悲しいことがあって懐古園に来た人もいるでしょう。

流れる季節に形はありませんが、めぐる季節は「そんなのお構いなし」と言わんばかりに無常にもただただ過ぎてゆきます。

人間界の出来事とはまったく関係なく季節は移ろってゆくのです。

 

苔むした石垣を構える天守台の上からまっすぐに空を見上げると、モミジのような形をした雲がいくつもつながって、風をかき分けながら空を泳ぐようにして、遠い国を目指して南の空へと流れていきました。

素敵な秋の衣装を身にまとい、それは舞い降りる鷺(さぎ)の群れのように、さまようお遍路さんとなって、遠い空のかなたへと流れていきました。

 

今日は、西の空を見渡すと、下記の写真のように、アルプスの山々がきれいにはっきりと見えました。

その山々の頂には霧のような浮き雲が雲海の森となって湧いています。

また、写真にもありますが、お侍(さむらい)さんが身をかがめて今にも弓に矢をつがえて射ようとしている恰好からその名がついたと言われている弓張月(ゆみはりづき)も、真っ青な空に見えました。

「ああ、そよ吹く風を感じながらこんなにもきれいな山々を望める懐古園っていいなぁ。」 と、しみじみ思います。

 

先日、天守台の天辺(てっぺん)に何時間も座り込んで動かない男性がいました。

まるで石のように動きませんでした。

よく目を凝らし、また耳を澄ましてみると、心地よい笛の響きが聴こえてくるではありませんか。

話を聞くと、遠く名古屋の方から懐古園に来られたそうで、観光客の皆さんにフルートの笛の美しい音色を、艶やかな紅葉の樹々の下で聴いてほしいとのことでした。

演奏に聴き入ってしまい、感無量でございました。

 

また、馬場の武器庫横の草笛演奏機(下記の写真を参照)では、昭和55年まで22年間にわたり、雨の日も風の日も、懐古園で難しい説教に代えて、草笛のやさしい音色で旅人や子どもたちに教えを説いた横山祖道禅師の草笛で、「千曲川旅情のうた」が流れます。ぜひ聴いてみてください。

なお、紅葉まつり期間中は毎日武器庫にて、「横山祖道展」を開催しています。こちらも合わせてお立ち寄りください。

 

また、本日をもちまして、大盛況だった東信菊花展は終了となります。

葛飾北斎が好んだとも言われる古典菊「巴錦(ともえにしき)」や、1株から200本以上の花を咲かせる大作りなど、たいへんきれいでした(下記写真を参照)。

 

また、懐古園内には日本最古の動物園や、児童遊園地もあり、家族で一日中楽しむことができますので、紅葉とあわせてお楽しみください。

懐古園入口の三の門から遊園地まではロードトレインが30分おきに無料で運行しています。ゆっくりまわりの景色を見られる、子どもたちの果てしない夢を乗せた鈍行列車です。

お子さんといっしょにくるくる回るコーヒーカップに乗ってみませんか。

たてがみ揺さぶる風の行進。でもあまり回しすぎないように。

独楽(こま)のように宙をまわるスペースジャイロも、銀河の流れ星のように空を駆けるジェットスターも、かわいい子どもたちの味方です。

振り子式のツインドラゴン、大きなハット型のメリーゴーランドや、機関車トーマスとも仲のよさそうな豆汽車、小型の可愛いバッテリー式カートなども楽しめます。

なお、11月21日(土)、11月22日(日)には、小諸市児童遊園地感謝祭「クローズドイベント」もあるので、小さいお子さんを連れてぜひお越しください!





春に桜の開花宣言をする際に基準となる馬場の「観測木」


葛飾北斎が好んだとも言われる古典菊「巴錦(ともえにしき)」


1株から200本以上の花を咲かせる大作り




火の粉のような形をした桜の紅葉


真っ青な空


弓張月(ゆみはりづき)






アルプス連峰
























草笛演奏機








 

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