小諸城址懐古園紅葉情報(2015年11月3日) | 小諸城址 懐古園(かいこえん)

春の桜、秋の紅葉、動物園、遊園地、様々な記念館を有した城址公園

小諸城址 懐古園(かいこえん)

2015.11.03

小諸城址懐古園紅葉情報(2015年11月3日)

早朝の吐息はもう白く、冬の支度をそろそろ始める季節となりました。
 
懐古園の紅葉模様は、今がまさに見ごろです。紅葉ヶ丘のモミジもより鮮やかさを増し、荘厳に、そして華麗に色づいてきました。11月の第2、3週目頃まできれいに見られるでしょう。
 
先日、懐古園におよそ30年ぶりにいらした高齢のご夫婦がいました。昔来た時よりも、樹々は高らかに背を伸ばしていました。馬場の桜の木は、今では沈む夕陽を隠すほど大きな背中をしています。樹木の枝を通り抜けた木漏れ日が芝生の上に注ぎ込んでいます。差し込む光に目を細めながら、おばあさんはおそらく、昔おじいさんといっしょに来た懐古園の思い出だけではなく、時代の風に吹かれながらこうして苦労をしながらともに生きてきた何十年もの間の、それぞれの思い出を整理していたのでしょう。懐古園のもつ独特の雰囲気にたいへん感激して、おばあさんは涙ぐんでおられました。「わたしが幸せに歳をとれたのも、あなたのおかげです。」と、普段なかなか言えない気持ちをおじいさんに伝えたかったのでしょう。言葉にできない、見えない文字で書かれた思い出、それを思い出させる力が懐古園にはあるようです。「春になったらまた来ます」と、天にむかって約束をして、そのご夫婦は仲睦(なかむつ)まじく懐古園を後にするのでした。
 
「石が流れて木の葉(このは)が沈む」という諺があります。普通は軽い木の葉が流れて重い石は沈んでしまうはずなのにそれが逆であることから、物事が通常の道理とは真逆であることの例えです。まさにこの例えの通りで、「懐古園が訪れる人を元気にする」のではありません。「懐古園に来たあなたの心そのものが来る前とは変わる」のです。懐古園を訪れることによって、見る側の心に何か大切なことが喚起されるのでしょう。騒がしかった心が静かになり、おしとやかで澄みきった心持ちになれるのです。 
 
飛んでみたくなる夕暮れの空を、春にも染まらず秋にも染まらず、あなたの色で輝かせてください。その明るさでとなりにいる人を笑顔にしてください。そうすればきっと懐古園の紅葉の樹々たちもあなたを歓迎し、祝福してくれることでしょう。懐古園で出会った感動を誰かにおすそ分けしていただけたら幸いです。
 
 






 





























 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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