懐古園の歴史｜小諸城址　懐古園（かいこえん）

懐古園の歴史

豊臣秀吉天下統一の時代に仙石秀久が築城した小諸城の跡地。
城下町より低い位置に築かれた穴城(あなじろ)は全国的にも珍しい。
現在は小諸城址懐古園として緑豊かな公園となっています。
園内には三の門（国の重要文化財）をはじめとする歴史的建造物が残されているほか、藤村記念館、小山敬三美術館、徴古館、小諸義塾記念館などの施設や動物園、遊園地が併設され、大人から子どもまで楽しめる公園です。

小諸城址懐古園は、「日本さくら名所100選」にも選定されたさくらの名所です。
園内馬場を中心に園内のいたるところでソメイヨシノをはじめ約400本の桜の木が植栽されています。
特に小諸でしか見られない「コモロヤエベニシダレ」は、開花直前の紫がかった紅色から徐々に淡く変化していく色彩の美しさには一見の価値があります。

懐古園では春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と一年を通して四季折々の風景が見られます。
浅間山を拝み、文豪・島崎藤村ゆかりの千曲川の流れを見つめて、季節ごとに違う顔を見せてくれる懐古園の花々を夢中で見つめるのは、ほんとうにすがすがしいです。
特に、生命力に溢れた春の桜は、毎年違った色合いで園内を美しく飾り、訪れる人たちを元気にしてくれます。
福寿草、アジサイ、ツツジ、フジ、ヤマブキといった色とりどりの季節の花も園内で観賞できます。

また懐古園内には県下最古の動物園や、児童遊園地もあり、家族で一日中楽しむことができます。

ぜひ遊びに来てください。